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花蝶屋の三人娘 〔2〕

紅い爪は死を誘う

小学館文庫 Jあ04−2 小学館時代小説文庫

出版社名 小学館
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-09-407464-2
4-09-407464-3
税込価格 759円
頁数・縦 295P 15cm
シリーズ名 花蝶屋の三人娘

商品内容

要旨

このひと月ほどで、美しい人妻が立て続けに三人も殺された。みんな溺れ死んだ姿で見つかったが、殺しに間違いないだろう―水茶屋〈花蝶屋〉の看板娘・お蘭は、探索中に立ち寄ってくれた、常連の定町廻り同心・沢井勝之進から事件の見立てを聞いていた。間もなく、殺されたお静の夫で、飛脚問屋の主人・宗助が頼み人として、仇討ち屋〈闇椿〉の隠れ家に現れる。お蘭は、お藤やお桃たちと調べを進めていくうち、人妻はみな爪紅をつけていたと気づく。その頃、鍼灸医の桂雲は、未練が残る元妻・鶴代の足の爪を見て、胸騒ぎを覚えていた…。依依恋恋の第二弾!

出版社・メーカーコメント

天に隠れて悪行三昧。不埒な奴らは、この〈闇椿〉がお仕置きよ! 水茶屋〈花蝶屋〉の看板三人娘が世にはびこる悪党どもをこてんぱんに退治する! 至高の時代エンターテインメント、シリーズ第二弾!

著者紹介

有馬 美季子 (アリマ ミキコ)  
2016年、『縄のれん福寿 細腕お園美味草紙』で、時代小説デビュー。21年に、「はないちもんめ」「はたご雪月花」の両シリーズで、第十回日本歴史時代作家協会賞文庫シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)