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ストライクフォール 2

ガガガ文庫 ガは5−2

出版社名 小学館
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-09-451664-7
4-09-451664-6
税込価格 652円
頁数・縦 285P 15cm
シリーズ名 ストライクフォール

商品内容

要旨

史上、類を見ない“ルール違反”。運営は協議の結果、雄星を二軍練習場へと送り込む。前代未聞のスキャンダルを起こした異邦人に、選手たちはただただ冷たかった。二軍監督、ユウキ・ブラバッキーは雄星に告げる。「みんな、パワーの時代が怖いのさ。おまえはストライクフォールの次の時代そのものだからな」…新たな出会いと確執、そして「戦争」と「競技」の狭間で。雄星は、ストライクフォールともう一度向き合う。兄弟の憧れを、答えをこの手に“掴む”ために。SF界の俊英が放つ疾走スペースグラフィティ、待望の第2弾!!

出版社・メーカーコメント

競うことは、争うことなのか。史上、類を見ない“ルール違反”。雄星は処分決定を待つ間、二軍練習場へと送られる。前代未聞のスキャンダルを起こした異邦人に、選手たちはただただ冷たかった。無数の敵意にさらされる雄星に、二軍監督、ユウキ・プラバッキーは告げる。「ここの連中がお前に冷たいのは、弟のことだけでも、ペナルティのことだけでもねえよ。みんな、パワーの時代が怖いのさ。おまえはストライクフォールの次の時代そのものだからな」あの日、雄星のもたらした慣性制御技術は、ストライクフォールをまったく別の競技に変えてしまったのだ。「おまえに残された道は、二つだ。時代を殺した男として恨まれながら勝者になるか、それとも、誰かがそうした勝者として栄光を掴むのを、指をくわえて見ているかだ」同じく懲罰で試合機会を奪われたアデーレ。ストライクシェルの整備を学びはじめた環。みな、大切なものを失った傷を抱えながら、新たな戦いを始めている。なら――俺は。めまぐるしく変化する世界、「戦争」と「競技」の狭間で。雄星は、ストライクフォールともう一度向き合う。兄弟の憧れを、答えをこの手に“掴む”ために。SF界の俊英が放つ疾走スペースグラフィティ、待望の第2弾!!

著者紹介

長谷 敏司 (ハセ サトシ)  
第6回スニーカー大賞にて金賞を受賞してデビュー。2015年『My Humanity』にて日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)