• 本

空海五大の響き

出版社名 小学館
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-09-682291-3
4-09-682291-4
税込価格 16,500円
頁数・縦 219P 31cm

商品内容

要旨

高野山に生まれ、撮り続けて50年。代表作から新作まで、作品147点を収載。弘法大師空海の生誕地から四国・紀伊山地の修行の地、中国(唐)への求法の旅、帰朝後開いた東寺、高野山など、その壮大な軌跡を映像化。空海を体感しつつ撮影された山野の風景や密教の伝灯行事、秘仏を多数掲載。神護寺、吉野・金峯山寺、天河大辨財天社、丹生都比売神社ほか、ゆかりの地を独自取材。

目次

千二百年の時を超えて
空海の足跡
紀伊山中の聖地
理想の密教道場 高野山
五大に皆響きあり(高野山真言宗宗務総長・添田隆昭)
写真の中に空海の声を聞く(高野山大学名誉教授・静慈圓)
空海、むしろ弘法大師(作家・池澤夏樹)

おすすめコメント

高野山、東寺、中国(唐)、神護寺、吉野、天川、ゆかりの地の風景と秘仏。

出版社・メーカーコメント

空海は、いまも生きている日本の文化・精神史に大きな足跡を残し、全国に根強い弘法大師信仰が生きつづける「知の巨人・空海」。高野山に生まれ育ち、この空海の軌跡を半世紀にわたり映像化し続けてきた写真家・永坂嘉光が、スピリチュアルで荘厳な作品の数々により“いまに生きる空海像”を描き出す。密教の根本道場である東寺・高野山をはじめ、空海の生誕地から深山の修行の地、2年を過ごした唐(中国)の地も取材。帰朝後14年を過ごした神護寺も含め吉野、天川などゆかりの地の風景や秘仏には空海の気配がたしかに写しとられている。本書のため東寺講堂の立体曼荼羅や伝真言院両界曼荼羅を撮り下ろし、高野山の記念行事も新撮。代表作と新作140余点、謎と伝説に満ちた空海像と空海の思想の根源「五大―地・水・火・風・空」のイメージを、豊かに思い描かせる圧巻の一冊。

著者紹介

永坂 嘉光 (ナガサカ ヨシミツ)  
1948年、和歌山県高野山生まれ。大阪芸術大学卒。1970年頃から高野山の撮影を始め、密教の源流を巡ってアジア各国を取材。日本の霊山も数多く取材し、宗教と文化をテーマにしたスピリチュアルな映像表現で知られる。2002年、アメリカ、カーメルのウェストン・ギャラリーで個展「Echoes of the Spirit」開催後、同所で作品を常設展示。大阪芸術大学写真学科教授として、長年写真教育に携わる。日本写真芸術学会芸術賞、日本写真協会作家賞、和歌山県文化功労賞、地域文化功労者文部科学大臣表彰などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)