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ひめねずみとガラスのストーブ

出版社名 小学館
出版年月 2011年11月
ISBNコード 978-4-09-726451-4
4-09-726451-6
税込価格 1,650円
頁数・縦 48P 27cm

商品内容

要旨

風の子なのに、さむがりのフーは、くまストーブ店で、とびきり上等のガラスのストーブを手にいれました。森のなかで、ゆらゆらゆれる火を見ていると、ちっちゃなひめねずみがやってきました。風の子フーとひめねずみのすてきなすてきな物語。

出版社
商品紹介

風の子フーは、くまのストーブ店でガラスのストーブを手にいれた。美しいストーブに火をつけて暖まっていると、ひめねずみがやってきた。

出版社・メーカーコメント

没後12年たった今でも、安房直子さんの不思議な魅力は衰えることなく、その世界は、読む人の心を引きつけ、解放してくれる魔法の空間です。子どもから大人まで、幅広いファンに支えられ、今なお、多くの作品が、読まれています。 安房直子の絵本としてこれまで、『山のタンタラばあさん』、『くまの楽器店』を出版しており、好評いただいています。3作品目として、『ひめねずみとガラスのストーブ』をラインナップいたします。 この作品は、1969年『目白児童文学』に発表され、その後は、どこにも掲載されずに埋もれていた作品です。今回、スロヴァキア在住の降矢ななさんのすばらしい絵でよみがえりました。 風の子のくせに寒がりのフーは、くまのストーブ店でガラスのストーブを手にいれます。美しいストーブに火をつけて暖まっていますと、ひめねずみがやってきました。「お日さまがおっこちてきたのかと思った」ガラスのストーブは、心まで温かくなるようでした。時間と空間をこえて旅をするうちに、フーは大人へと成長していきます。 心いやされるお話しの世界は、こどもから大人まで堪能できるでしょう。

著者紹介

安房 直子 (アワ ナオコ)  
1943年、東京に生まれる。日本女子大学国文科卒業。在学中より山室静氏に師事、「目白児童文学」「海賊」を中心に、心に残る数々の美しい物語を発表。1993年永眠。『さんしょっ子』で第3回日本児童文学者協会新人賞、『北風のわすれたハンカチ』で第19回産経児童出版文化賞推薦、『風と木の歌』で第22回小学館文学賞、『遠い野ばらの村』で第20回野間児童文芸賞、『山の童話風のローラースケート』で第3回新美南吉児童文学賞、『花豆の煮えるまで―小夜の物語』でひろすけ童話賞、赤い鳥文学賞特別賞ほか多数受賞する
降矢 なな (フリヤ ナナ)  
1961年東京生まれ。スロヴァキア共和国のブラチスラヴァ美術大学でドゥシャン・カーライ教授に師事、石版画を学ぶ。スロヴァキア在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)