現代に生きるファシズム
小学館新書 345
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2019年4月 |
ISBNコード |
978-4-09-825345-6
(4-09-825345-3) |
税込価格 | 924円 |
頁数・縦 | 285P 18cm |
商品内容
要旨 |
資本主義が崩壊し格差の広がった現代。各国指導者は再びファシズムに手を染めようとしている。それはバラバラになった個人を束ねる劇薬だ。効能バツグン、だからあぶない。しかし、日本人はあまりに無防備だ。多くがファシズムを独裁や全体主義と混同している。元外務省主任分析官・佐藤優と『未完のファシズム』著者・片山杜秀による白熱対談。「知」を武装し、来たるべき時代を正しく恐れよ! |
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目次 |
序章 感化する力 |
出版社・メーカーコメント
20世紀最強の劇薬を世界は再び飲みこんだ効能バツグン、だからあぶない、やめられない。20世紀の劇薬ファシズムを「正しく恐れる」ための白熱対談!◎“産みの親”ムッソリーニは何した人?◎ヒトラーは日本人を蔑んでいた?◎戦前日本でファシズムが「未完」に終わった理由。◎官僚制と折り合いがいいのはなぜ?◎ジブリ映画『風立ちぬ』に隠されたファシズム。◎安倍政権はファシズムなのか? 日本人にとってファシズムは、ヒトラーのナチズムだけでなく、民族主義や純血主義、全体主義、ナショナリズム、独裁などとも混同されてしまっている――佐藤優いまの時代は石原完爾風にいえば「資本主義最終危機」。ファシズムの本当の出番はこれからだ――片山杜秀