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女性議員は「変な女」なのか

小学館新書 492

出版社名 小学館
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-09-825492-7
4-09-825492-1
税込価格 1,210円
頁数・縦 221P 18cm

商品内容

要旨

議員になって約30年。女性議員の最年長のグループとなった野田聖子と辻元清美。土井たか子ら先輩女性議員から渡されたバトンをさらに次の世代に渡すため、超男社会の国会で奮闘するふたりが、仕事やプライベート、野望や挫折を超本音で語り合います。

目次

第1章 女性議員はつらい!国会マイノリティの女性議員(どうして女性議員は少ないのか?
女性議員のロールモデルがいない ほか)
第2章 女性議員は楽しい!人を幸せにする立法府のお仕事(政治家の醍醐味は何と言っても「立法」!
選択的夫婦別姓成立なるか? ほか)
第3章 「わきまえない」ふたりの議員生活(「変な人」で30年
造反女王・野田聖子 ほか)
第4章 鼎談 野田聖子×辻元清美×長野智子 政治は変わるのか?クオータ制勉強会から見えてきたもの(クオータ制勉強会
純粋な能力主義にして欲しい ほか)

出版社・メーカーコメント

男社会で働くすべての女性たちへ!  祖父が国会議員の野田聖子と実家はうどん屋の辻元清美。生まれも育ちも正反対なのに、なぜか仲の良いふたり。「家に帰っても冷蔵庫は空っぽ(涙)」(辻元)「いい人がいたら紹介するから」(野田)などと、本音トークが炸裂!そんな彼女たちは、約30年もの間、超男社会の国会の中で、「女のくせに変な人」と指差されながら、己の信念に従って、議員を続けてきた。それゆえ、対談は、郵政民営化選挙や連立政権での造反など乗り越えてきた政局や党派を超えた協力によって成立したNPO法や児童ポルノ禁止法……、そして現在進行中の選択的夫婦別姓の裏側、また、次世代の女性議員のために作った塾や若い議員に寄せる期待にまで話はおよぶ。セクハラ・パワハラ、おひとり様の悲哀、育児・介護に老後など、働く女性に共通に降りかかる悩みについても深くえぐってくる。後半はジャーナリストの長野智子氏をファシリテーターに、政治家や企業重役の一定の定数を女性に振り分けるクオータ制についての鼎談。どう働き、どう政治にコミットしていくかを改めて考えさせる元気あふれるふたりのかしまし対談。  【編集担当からのおすすめ情報】  政治の本ですが、難しいことはそんなに書いてありません。政治家だからといって特別な人ではなく、同じようなことで悩んで、挫折して、幸せを感じて仕事を続けていることが伝わります。政治について考えてみたいという人のとっかかりとしても最適です。

著者紹介

野田 聖子 (ノダ セイコ)  
1960年生まれ。1983年上智大学外国語学部比較文化学科卒業後、帝国ホテルに入社。1987年岐阜県議会議員となり、政治家の道を歩み始める(当時最年少)。1993年衆議院議員初当選。1998年郵政大臣、2008年消費者行政推進担当大臣、2012年自由民主党総務会長、2017年総務大臣。2020年自由民主党幹事長代行。現在は、自由民主党情報通信戦略調査会長。岐阜県第1区。当選11回
辻元 清美 (ツジモト キヨミ)  
1960年奈良県生まれ、大阪育ち。早稲田大学卒業。学生時代にNGOを創設、世界60カ国と民間外交を進める。1996年初当選。衆議院議員7期。2009年国土交通副大臣、2011年災害ボランティア担当の内閣総理大臣補佐官、2017年国対委員長等を歴任。2021年衆議院選挙で落選するも、翌22年の参議院選挙の比例代表で当選。現在は、立憲民主党代表代行、ジェンダー平等推進本部長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)