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「サイバーセキュリティ、マジわからん」と思ったときに読む本

出版社名 オーム社
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-274-23103-2
4-274-23103-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 164P 19cm

商品内容

要旨

脆弱性とバグってどう違うの?一般ユーザーでもセキュリティ知識は必要?DDoS攻撃とかインジェクション攻撃ってなに?OS更新ってどうして必要なの?いますぐできるサイバーセキュリティ対策は?マルウェア感染を防ぐにはどうしたらいいの?サイバーセキュリティのプロが書いた渾身の一冊!

目次

1 サイバーセキュリティはどうして必要なんだろう?(生活はサイバー空間とつながっている
預金がネット経由で奪われる
データが人質にされて身代金を要求される
顧客の個人情報を流出してしまう
公共交通機関が攻撃される
ネットショップで買いものできなくなる
ペースメーカーが勝手に操作される)
2 サイバー攻撃の手口を知ろう(攻撃は騙すことから始まる
典型的な手口1 ソーシャルエンジニアリング
典型的な手口2 フィッシング
典型的な手口3 マルウェア
ハッキングってなんだろう?
脆弱性ってなんだろう?
脆弱性を悪用する攻撃
インターネットを支えるプロトコル
TCP/IPがもたらすメリットとデメリット)
3 サイバーセキュリティの基本的な考えかた(情報セキュリティとサイバーセキュリティ
CIA=機密性・完全性・可用性 ほか)
4 情報を守るための技術を知ろう(通信は暗号で守られている
現代暗号のしくみ ほか)
5 サイバー攻撃のしくみを知ろう(みんなパスワード認証をやめたがっている
総当たり攻撃 ほか)

出版社・メーカーコメント

「とにかくわかりやすい!」だけじゃなく、ワクワクしながら読める!本書では「サイバーセキュリティ」を取り上げます。前半は専門家以外でも知っておくべき内容を扱い、保全すべき情報資産とはなにかを明確にし、それらを脅かすリスクと対策を概説します。後半ではより専門的な内容に踏み込み、技術的な内容を含め紹介します。難易度は「セキュリティの入門書が難しくて読めない」という人、具体的にはITパスポートの合格者で基本情報技術者の受験を考えている人などが通読できるものとします。専門用語を丁寧に解説し、ネットワークのしくみなどの前提知識や理解に必要な技術要素なども都度紹介し、専門知識がない方でも教養としてセキュリティの知識を身につけることができます。

著者紹介

大久保 隆夫 (オオクボ タカオ)  
情報セキュリティ大学院大学情報セキュリティ研究科長・教授。株式会社富士通研究所にて、リバースエンジニアリング・分散開発環境・アプリケーションセキュリティの研究に従事。そののち、情報セキュリティ大学院大学にて博士(情報学)を取得。現在は同学の教授としてシステムセキュリティの研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)