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日本怪異妖怪事典 中部

出版社名 笠間書院
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-305-70968-4
4-305-70968-6
税込価格 2,750円
頁数・縦 477P 21cm
シリーズ名 日本怪異妖怪事典

商品内容

要旨

古代から現代まで中部で語られた怪異妖怪を九〇〇種類以上掲載。“全八巻”地方別怪異妖怪事典シリーズ第五弾!!

目次

新潟県
富山県
石川県
福井県
山梨県
長野県
岐阜県
静岡県
愛知県
中部広域〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

日本怪異妖怪事典シリーズ第五弾!中部地方に伝わる、不思議な存在や出来事を900項目以上掲載![新潟県]七面大蛇、二ツ岩の団三郎、ヤサブロバサ[富山県]一尺じいさん、針千本、泳ぎ出した釜、犀の化物[石川県]狗龍、蟹淵、三昧太郎、天刹、浜姫、水クシ[福井県]味真野の狐、イッパク、鴆、東尋坊、バベンの婆[山梨県]荏草の孫左衛門、おいはぎ、石塔かじり、手白猿[長野県]お化けたまご、くもが渕、三つ目の兎、星糞[岐阜県]雨乞の藁の竜、おばさんおばけ、がたがた橋、はんつも[静岡県]河鹿の屏風、イナブラさん、桜が池の主、山吹猫[愛知県]ばんじょうげつの髪洗い婆、めったいくやしい、川尻婆ァの古提灯[広域]黄金の鶏、大婆王、みの虫、八百比丘尼、ヤロカ水[その他]岡崎の化け猫、紙舞、クダベ、松茸の化け物…人気者から隠れた逸材まで、幅広い怪異妖怪が大集合!!古代から現代まで、中部地方において文献に記録された、または、著者による聞き書きで集められた怪異や妖怪、それらに関連した俗信、習俗、物語、芸能、絵画などにある奇妙な物事を、県別に紹介。さらに、中部全域で確認できた存在、物語や絵画として創作された存在についてもまとめている。各項目については、地域に根差した妖怪怪異の調査を行う、在野の愛好家、研究者が執筆。監修は『日本現代怪異事典』『世界現代怪異事典』著者 朝里樹氏。各地域で語られた物語を通して、日本の歴史や文化も学べます。中部地方の特徴や日本各地との共通点など、様々な発見があり、中・高生から怪異好きの社会人まで幅広い読者が楽しめる内容です。【目 次】はじめに凡例新潟県富山県石川県福井県山梨県長野県岐阜県静岡県愛知県広域その他COLUMN01新潟県の妖怪02郷土誌・民俗報告に潜む妖怪たち03両面宿儺外伝04狐狸妖怪とはいうものの索引五十音順索引部類別索引属性別索引おわりに

著者紹介

朝里 樹 (アサザト イツキ)  
怪異妖怪愛好家・作家。1990年、北海道に生まれる。2014年、法政大学文学部卒業。日本文学専攻。現在公務員として働く傍ら、在野で怪異・妖怪の収集・研究を行う
高橋 郁丸 (タカハシ フミマル)  
新潟県、中部広域、その他担当。新潟県生まれ。新潟妖怪研究所所長。新潟県民俗学会理事。新潟市里潟環境ネットワーク会議アドバイザー。新潟国際情報大学非常勤講師。その他、新潟県内の市町村史の民俗編調査執筆委員を多数務めた。「妖怪は文化だ」をキャッチフレーズに、著作物や妖怪イラスト展、講演会などで新潟の文化・伝承の普及に努めている
毛利 恵太 (モウリ ケイタ)  
富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、中部広域、その他担当。1991年、神奈川県生まれ。妖怪数奇者。HN「こぐろう」及び個人サークル「松籟庵」として、Twitterアカウント「瓶詰妖怪」の運営、同人誌『明治の讀賣新聞における「化物会」の活動について』の執筆、VTuber「蠱毒大佐」のプロデュースなども行う
怪作戦 テラ (カイサクセン テラ)  
愛知県、岐阜県、中部広域、その他担当。サークル「怪作戦」代表。1979年生まれ。同人活動歴14年。地元である愛知の妖怪を調べて10年余り(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)