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はじめての着衣泳教室 海水浴、川遊び、プール、豪雨、津波など水の事故から命を守る

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-416-62367-1
4-416-62367-4
税込価格 3,300円
頁数・縦 48P 28cm

商品内容

目次

1 着衣泳ってなに?(水辺の事故や水害から命を守るために
水の中を歩いてみよう
水の中では横歩きが歩きやすい ほか)
2 もしも水に落ちてしまったら(出かける前に確認すること
水辺で遊ぶときに注意すること
水に落ちてしまったら
水に落ちた人を見つけたら
119番(118番)のかけ方
浮き具になるものの渡し方)
3 水の事故や水泳の指導(世界における水の事故と取り組み
日本における水の事故
世界の水泳指導)

出版社・メーカーコメント

「もしも」のときのサバイバル。はじめての「着衣泳」教室着衣泳とは、服を着たまま泳ぐことです。水難・水害事故は、服を着ている状態で起こることが多く、水中で自分の身を守るための危機管理法が着衣泳です。着衣泳は、水泳の常識とは反対の知識が求められます。身体を動きやすくするために、服や靴を脱ぐのではなく、靴や服の浮力を活かし、顔と足を浮かせた「背浮き」と呼ばれる方法で水に浮きます。ペットボトルやランドセルなどの持ち物に備わっている浮力を借ることも大切です。この本では、海や川、プールなど水辺で遊ぶ前に注意すべきことから、着衣泳の練習の仕方、浮き具になるもの、水に落ちた人を見かけたときの対処法を紹介しています。日本では毎年700名もの方が水難事故の犠牲になっています。この本で着衣泳の知識と技術を身につけることで、水の事故から自分や家族、周りの人の命を守ることができます。「東日本大震災による甚大な被害。水害による事故。レジャー中の水難。水にかかわる事故で多くの尊い命を失っています。私は、子供のころから水泳競技を通じて多くのことを経験してきました。「水」との良好な関係を築くためには水への正しい知識を備え付けることが重要です。「着衣泳」を通して、身を守る方法を多くの方たちに普及していきたいと思います」−−岩崎恭子協力福田充先生(日本大学危機管理学部教授)、田村祐司先生(水難学会理事、東京海洋大学准教授)

著者紹介

岩崎 恭子 (イワサキ キョウコ)  
1978年、静岡県沼津市生まれ。14歳で出場したバルセロナオリンピックにて、競泳史上最年少で金メダルを獲得。競技引退後、児童への指導方法を学ぶためアメリカへ留学。現在は、講演会やイベント出演などを通じて水泳の楽しさを伝えつつ、水の事故を防ぐために着衣泳を普及する活動も行っている。「着衣泳を広めるプロジェクト」のプロジェクトリーダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)