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エリザベートと黄昏のハプスブルク帝国

姫君の世界史

出版社名 創元社
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-422-21546-4
4-422-21546-9
税込価格 2,640円
頁数・縦 278P 20cm

商品内容

要旨

現代社会の生きづらさにも直結する、「私」をめぐる悩み。宮廷の伝統と葛藤しつつ、自分の人生を貫いた皇妃の「表の顔」と「裏の顔」に、周囲の人々の回想と時代背景から迫る。

目次

第1章 一八三七年の子
第2章 一八四八年の革命
第3章 番狂わせ続きの結婚
第4章 動乱の時代の新皇后
第5章 「美貌」と「療養」による反逆
第6章 新時代の皇妃
第7章 二重の帝国 二重の私
第8章 新たな世界が抱える闇
第9章 反時代的な動き 反時代的な存在
第10章 「私」が消えたその後に

著者紹介

小宮 正安 (コミヤ マサヤス)  
ヨーロッパ文化史・ドイツ文学研究家。秋田大学准教授を経て、横浜国立大学(大学院都市イノベーション研究院・都市科学部)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)