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印象派の誕生 混沌からの出発と豊穣なる遺産

創元美術史ライブラリー

出版社名 創元社
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-422-70152-3
4-422-70152-5
税込価格 2,970円
頁数・縦 286P 19cm

商品内容

要旨

一八七四年、近代化が進むパリで、モネ、ルノワール、ピサロ、ドガらが中心となり初の「印象派展」を開催。屋外や室内を舞台に彼ら「印象派」が最先端の技法で画布に留めたのは、“見たままの瞬間”だった。英国人画家コンスタブルの風景画がフランスに将来された一八二四年を起点に、全八回の印象派展を通して「自然の記録(風景画)」と「文化の観察(風俗画)」の探求をたどり、次世代の前衛芸術にもたらした功績を明らかにする。

目次

第1章 印象派が学んだ絵画
第2章 前衛芸術としての印象派
第3章 印象派の形成
第4章 印象派展前夜
第5章 第1回印象派展
第6章 ルイ・ルロワの「印象派の画家たちの展覧会」
第7章 第2回展と第3回展
第8章 第4回展から第8回展 印象派のその後

著者紹介

安井 裕雄 (ヤスイ ヒロオ)  
1969年生まれ。財団法人ひろしま美術館学芸員、岩手県立美術館専門学芸員を経て、三菱一号館美術館上席学芸員。専門はフランス近代美術。担当展覧会多数。「ルドン―秘密の花園」では第13回西洋美術振興財団賞「学術賞」を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)