認知症の人に寄りそう・伝わる言葉かけ&接し方
出版社名 | 日本文芸社 |
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出版年月 | 2024年3月 |
ISBNコード |
978-4-537-22186-2
(4-537-22186-0) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 191P 19cm |
商品内容
要旨 |
認知症の人が暮らす世界を覗いてみたら、困った行動の謎が解けるはず。認知症の人も介護する人も気持ちよく関わり、お互いに尊重して暮らせることを心から願っています。 |
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目次 |
第1章 認知症のある人が見ている「世界」とは?(最近の記憶と時間の感覚が消えて「今」がわからなくなる世界 |
出版社・メーカーコメント
認知症の人の困ったあるある行動は、見えている世界が違っているから。認知症介護で、介護する人が困るのが「コミュニケーション」が上手くいかなくなることです。この本では、介護のプロとメンタルケアの専門家が、認知症の人も介護する人も気持ちよく関わっていくための言葉かけと接し方をご紹介します。「前はしっかりした人だったのに……」「何回も言ってるのに!」と話が通じなくなることに悩まれている人が多いです。そこでこの本では、認知症の人の行動のロジックをひもとき、困った行動をとってしまう理由を解説しています。困った行動の理由がわかれば、伝わる言葉かけや接し方もわかります。「同じものを頻繁に買ってしまう」「服が汚れているのに着替えてくれない」「大事なものが無くなったと騒ぐ」「昔の話を何回もする」……など困った場面に寄りそう言葉かけや接し方がみつかります。また、見過ごされがちですが、介護する人の心のケアをする方法も紹介しています。認知症の人と接する中で「きつく言ってしまった」「やさしくできない自分はひどい人なのかな」と自分を責めてしまうことも。介護に疲れて、自分自身も弱ってしまわないように、精神的ストレスや自己嫌悪感を軽減していくのも大切なことです。