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ビジュアルでつかむ!俳句の達人たち 〔2〕

与謝蕪村

出版社名 ほるぷ出版
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-593-10402-4
4-593-10402-5
税込価格 3,300円
頁数・縦 39P 28cm
シリーズ名 ビジュアルでつかむ!俳句の達人たち

商品内容

要旨

みなさんは、与謝蕪村を知っていますか?江戸時代の中ごろに京で活やくした、俳句と絵の名人です。京を代表する絵師のひとりでありながら、俳句でも宗匠(先生)になりました。与謝蕪村のすごいところは、絵師としての視点を俳句にもいかし、それまでになかった新しい俳句をたくさん生み出したところ。正岡子規、与謝野晶子、萩原朔太郎など、後世の文学者たちに大きなえいきょうをあたえました。絵師としての立場と、俳人としての視点を組み合わせ、新しい表現を生み出し続けた蕪村。その簡単な伝記と、代表的な名句、そして手がけた絵画もしょうかいします。この1冊で、きみも与謝蕪村がわかる!

目次

絵に生き、俳句に遊んだ蕪村
蕪村の俳句で季節を味わう
与謝蕪村ってどんな人?
ここがすごい!蕪村の俳句1 そう大なスケール
ここがすごい!蕪村の俳句2 時間をこえる
ここがすごい!蕪村の俳句3 おかしみとその奥深さ
ここがすごい!蕪村の俳句4 恋心を意欲的によむ
ここがすごい!蕪村の俳句5 小説のような俳句
心を包みこむ俳句1 しみじみとしたなつかしさ
心を包みこむ俳句2 なにげない心の動き
心を包みこむ俳句3 身近な暮らしのひとコマ
心を包みこむ俳句4 よりそう自然
俳句心のある絵1 南画の名人・与謝蕪村
俳句心のある絵2 あこがれの芭蕉をえがく
俳句心のある絵3 ひびき合う絵と俳句

著者紹介

藤田 真一 (フジタ シンイチ)  
1949年、京都府生まれ。関西大学名誉教授。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。専門は日本近世文学(俳諧)。京都ゆかりの蕪村への関心をきっかけに、芭蕉や一茶などへも関心を広げ、地域と俳句、絵と俳句の関係などについても研究。松尾芭蕉が書いた挿絵入り『野ざらし紀行図巻』の検証にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)