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戦前日本の選挙と政党

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-642-03939-0
4-642-03939-2
税込価格 11,000円
頁数・縦 366,8P 22cm

商品内容

要旨

帝国議会の開設から第二次世界大戦敗戦まで、戦前日本の衆議院議員選挙において、政党あるいは候補者たちはどのように戦ったのか。選挙制度のしくみや、それによって成立した政党と地域社会との関係、選出され政党を構成する代議士たちの特徴などを、一次史料や数値資料を援用して追究。「分断」ではなく「団結」を訴えていた選挙の実態に迫る。

目次

序章 戦前日本の選挙と政党
第1部 選挙制度の変遷と地域・政党(選挙制度に関する考察
選挙と地域社会
代議士と政党に関する考察)
第2部 戦前選挙の実態(一八九〇年代の地域社会の混乱とその収束
大同団結運動から憲政党の結成へ
福岡県の第一三回総選挙
大正期の宮崎県政―「児玉伊織日記」を題材に―
一ブロック紙の昭和戦前史―『名古屋新聞』の場合―
「実際家」安川敬一郎の普選法案反対活動
中田儀直にみる昭和戦前期秋田県の地方政治)
終章 「地方的団結」の行方―国民国家から総力戦国家へ―

著者紹介

季武 嘉也 (スエタケ ヨシヤ)  
1954年東京都に生まれる。現在、創価大学文学部教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)