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徳川光圀の研究 思想・修史・教育

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-642-04373-1
4-642-04373-X
税込価格 9,350円
頁数・縦 263,8P 22cm

商品内容

要旨

「水戸黄門」の名で親しまれている徳川光圀は、単に名君伝説上の人物ではない。『大日本史』編纂、文化財保護、古典の出版など多岐にわたる事績により、水戸藩の学問体系を築き上げた。光圀を突き動かしたものは何か。書簡や日記など臨場感溢れる史料を解読し、彼の学問や信仰、文化事業を多角的に分析。思想と行動の両面を解明して人間像に迫る。

目次

第一部 徳川光圀の学問と思想(徳川光圀とその時代
徳川光圀の文化財保護
徳川光圀の仏教信仰
徳川光圀と遺迎院応空
徳川光圀と遺迎院応空 補遺)
第二部 『大日本史』編纂と水戸藩の教育(水戸藩の出版書・蔵書とその普及
丸山可澄編『花押藪』の成立と畠山牛庵
『大日本史』の続編計画と『倭史後編』
水戸藩教育史の原点―儼塾講釈と馬場講釈―
藤田幽谷著『修史始末』をめぐる覚書―その史料的性格を中心に
『往復書案』にみる塙保己一とその周辺―『大日本史』編纂過程の一面)

出版社・メーカーコメント

「水戸黄門」の名で親しまれている徳川光圀は、単に名君伝説上の人物ではない。『大日本史』編纂、文化財保護、古典の出版など多岐にわたる事績により、水戸藩の学問体系を築き上げた。光圀を突き動かしたものは何か。書簡や日記など臨場感溢れる史料を解読し、彼の学問や信仰、文化事業を多角的に分析。思想と行動の両面を解明して人間像に迫る。

著者紹介

鈴木 暎一 (スズキ エイイチ)  
1939年茨城県に生まれる。現在、茨城大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)