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平安貴族の婚姻 高群逸枝・柳田國男婚姻史批判

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2025年12月
ISBNコード 978-4-642-04689-3
4-642-04689-5
税込価格 12,100円
頁数・縦 407,12P 22cm

商品内容

要旨

高群逸枝の柳田國男批判以来、婚姻史研究は様々な学問分野から議論百出の呈をなした。結婚決定のあり方や同居家族・居住形態の実像とは、いかなるものだったのか。平安貴族の婚姻儀礼や用語、邸宅伝領などを分析し、婿取婚から嫁取婚への変容過程を実証。高群説の批判的継承を企図し、当該期に家制度の萌芽と緩やかな父系社会への移行を展望する。

目次

序章 古代・中世の婚姻形態と同居家族・家―『招婿婚の研究』の批判的継承―
第一部 婿取婚の成立と展開(平安中期の婚姻儀礼と家・家族
平安時代の天皇・貴族の婚姻儀礼
副臥考
平安時代の結婚と家族
補論 「嫁ぐ」のは誰?―言葉のジェンダー変容)
第二部 婚姻儀礼(三日夜餅―平安王朝貴族の婚姻儀礼の餅―
三日夜餅儀の成立と変容
『落窪物語』にみる婚姻儀礼
説話にみる平安貴族婚姻儀礼の成立
書使と後朝使の成立と展開
衾覆儀の成立と変容
敦康親王と具平親王女との婚姻儀礼)
第三部 嫁取婚の成立と同居形態(父入・初出仕・新婚行始の成立
婚姻儀礼の「親迎之儀」「迎車」史料検討―十二世紀から十三世紀への婚姻儀礼変容―
嫁取儀礼の成立―貴族と武士の婚姻儀礼の変容―
十三世紀の貴族層の婚姻居住形態―近衛殿を中心に―)
終章 九〜十三世紀の婚姻儀礼・居住形態―婿取婚から嫁取婚へ―

著者紹介

服藤 早苗 (フクトウ サナエ)  
1947年 愛媛県に生まれる。現在、埼玉学園大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)