スラムに水は流れない
出版社名 | あすなろ書房 |
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出版年月 | 2024年4月 |
ISBNコード |
978-4-7515-3184-6
(4-7515-3184-0) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 239P 20cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
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第71回青少年読書感想文全国コンクール 中学校の部課題図書
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- ラピタ書店 (島根県出雲市)
インドの有数の大都会ムンバイのスラムに住む12歳の少女ミンニが主人公。
ムンバイの人口の40%はスラム居住者。スラムには市全体の5%しか水が供給されていない。
古い時代に敷かれた差別制度が解消された今でも根強く残っていることを知る。
生活・経済・教育・労働など様々な格差が混在する中で、思春期を生き抜く主人公と彼女の生活に密接に関わる「水」を通して、幸せとは何か、平和とは何かを語りかけてくれる1冊でした。
中学生だけでなく、大人の方にもぜひ読んでほしい1冊の本です。(2025年6月29日)
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商品内容
要旨 |
人は、水なしでは生きていけない。でも、ほんとうに必要なのはそれだけじゃない。家族、友情、シスターフッド、大人になるということ…手に汗にぎる!青春ストーリー。 |
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出版社・メーカーコメント
そもそもの問題は、水がたりないことだった。インド有数の大都会ムンバイ。ミンニと兄サンジャイが暮らすスラムには、ムンバイの人口の40パーセントが住んでいるにも関わらず、水は市全体の5 パーセントしか供給されていない。水不足がきびしくなる三月のある夜、サンジャイが「水マフィア」を目撃してしまい……。家族の絆、友情、そしてインドの「今」を描く、手に汗にぎる物語!