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「働く喜び」の喪失 ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を読み直す

いま読む!名著

出版社名 現代書館
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-7684-1020-2
4-7684-1020-0
税込価格 2,420円
頁数・縦 238P 20cm

商品内容

要旨

ヴェーバーの死から100年。現代人は、宗教的不安から職業労働へ駆り立てられていった資本主義黎明期ピューリタンの末裔なのか。政治混乱、移民問題、そして感染症…先の見えない時代に、改めて「働くこと」の意味を問いなおす。

目次

序章 生活態度への問い
第1章 「喜び」の喪失
第2章 天職という日本語
第3章 理念のトリアーデ―天職思想・予定説・確証思想の三者連関
第4章 孤独化と脱魔術化―予定説の作用
第5章 自己コントロールと監視社会化―確証思想の作用
終章 生の多様性を取り戻すために

著者紹介

荒川 敏彦 (アラカワ トシヒコ)  
1972年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員を経て、千葉商科大学商経学部教授。専門は、宗教社会学、社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)