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子どもの成長を支える発達支持的生徒指導 その基礎理論と14の実践

出版社名 合同出版
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-7726-1581-5
4-7726-1581-4
税込価格 2,420円
頁数・縦 237P 21cm

商品内容

要旨

文部科学省が「こども基本法」成立を受けて12年ぶりに改訂した「生徒指導提要」で強調された「発達支持的生徒指導」。すべての児童・生徒を対象にした日常的なアプローチにより、子どもたちの自己理解、他者との関係づくり、困難に向き合う力を育むことをめざす生徒指導の理論。学級づくり、授業づくり、学校経営、部活動、カウンセリングなど多様なシーンからの具体的な教育実践を、研究者、現場の教師、スクールカウンセラーが報告。

目次

第1章 発達支持的生徒指導の位置付け(「生徒指導提要(改訂版)」によるこれからの生徒指導
発達支持的生徒指導とは)
第2章 発達を支持するための具体的関わりとそれを支える諸理論(自己を理解し認めるための力
他者とつながり共に歩む力
困難とうまく付き合う力
日常の課題と発達支持的生徒指導)
第3章 教育実践編 教師・生徒が変わる発達支持的生徒指導(ペップトークを活用した発達支持的生徒指導モデル
学校経営の視点から発達支持的生徒指導の現状把握
子どもの思いを引き出す学級づくり
教科指導と「発達支持的生徒指導」 ほか)

著者紹介

藤川 聡 (フジカワ サトシ)  
北海道教育大学教職大学院長・教授、博士(人間科学)、公認心理師・学校心理士。1966年京都市生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。京都市の中学校教諭、北海道教育大学准教授、教授を経て現職。日本学校教育実践学会評議員。現職では、教育方法学及び認知カウンセリングの研究に取り組んでいる
永浦 拡 (ナガウラ ヒロム)  
北海道教育大学教職大学院准教授、博士(学校教育学)、公認心理師・臨床心理士。1985年札幌市生まれ。兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科博士後期課程修了。兵庫県の小・中・高等学校スクールカウンセラー、神戸医療福祉大学講師、准教授を経て、2023年4月より現職。専門は臨床心理学、特に心の健康教育の学校での効果的な実践に関する研究や、対人援助者の利他性や共感性の教育のあり方に関心を寄せている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)