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渡された言葉 わたしの編集手帖から

出版社名 本の泉社
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-7807-1829-4
4-7807-1829-5
税込価格 1,500円
頁数・縦 222P 19cm

商品内容

要旨

出版社に勤務すること40年、出会いの中で心に刻まれた言葉とは何であったか。エピソードの数々から、人と時代の熱気が浮かび上がる。

目次

「ここまで調べたけれどわからない」(青木和夫)
「“友だち”ではなく“友人”だった」(田中〓・佐原真)
「みんなが反対すれば止めさせられる」(阿波根昌鴻)
「『大往生』はラジオ本なのだ」(永六輔)
「工夫すべきことは果てがない」(六代目嵐芳三郎)
「見えない飢餓にボールをぶつける」(阿久悠)
「裏日本独立論はありえない」(古厩忠夫)
「“越境”する旅人の歌を追って」(姜信子)
「どの人の声もその人にしかない響きがある」(関屋晋)
「写楽が大先輩」(山藤章二)
「打ち合わせと称する酒席を重ねて」(矢野誠一)
「雑談のなかから作品は生まれる」(鈴木敏夫)
「勉強は楽しんでやるものだ」(井波律子)
「おどおどしながら、退かず」(小室等)
「だあれがいくさだなんてすもだば」(伊奈かっぺい)
寧楽の逸民―田中琢さんの身の処し方
わびあいの里―阿波根昌鴻さんの生活と思想
『漫画映画の志』のこと―高畑勲さん追悼
『君が戦争を欲しないならば』―高畑勲さんのブックレットを読む
「伝える」ことを「伝わる」かたちに―永六輔さんの語りをめぐって
あとがき

著者紹介

井上 一夫 (イノウエ カズオ)  
1948年、福井県に生まれ、新潟県、富山県で育つ。1973年、岩波書店入社。日本思想大系編集部、文科系単行本編集部、日本近代思想大系編集部、新書編集部をへて、1999年、営業部に異動。2003年から同社取締役(営業担当)となり、2013年退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)