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ラジオの戦争責任

法蔵館文庫 さ4−1

出版社名 法藏館
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-8318-2636-7
4-8318-2636-7
税込価格 990円
頁数・縦 259P 15cm

商品内容

要旨

なぜあの戦争は起こったのか。なぜ「終戦記念日」は八月十五日なのか。そこには、当時最強のマスメディア・ラジオの存在があった―。放送を軌道に乗せるために始まった初期の仏教講話の時代から「玉音放送」に至る歴史を五人の人物伝によってひもとき、日本が戦争を拡大させていった経緯と、またたく間に終戦を受け入れた背景に見え隠れする「日本特有の事情」を描き出す。これまでの昭和史研究の“盲点”を突いた好著。

目次

序章 最強のマスメディア・日本のラジオ
第1章 「超絶」の演説家 高嶋米峰
第2章 時代の寵児 友松圓諦
第3章 熱意の商人 松下幸之助
第4章 希代のラジオ扇動家 松岡洋右
第5章 玉音放送の仕掛け人 下村宏
終章 昭和初期ラジオの功と罪

著者紹介

坂本 慎一 (サカモト シンイチ)  
1971年福岡県生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科後期博士課程修了。博士(経済学)。現在、PHP研究所PHP理念経営研究センター研究コーディネーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)