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中世フランスの文化

出版社名 論創社
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-8460-1474-2
4-8460-1474-6
税込価格 6,380円
頁数・縦 582P 22cm

商品内容

要旨

“文化の国”フランスの中世一千年の歩み。フランス語はいつ、どのように誕生し、人々はこの世界と人生をどのように考え捉えてきたか?「われらの先祖ガリア人」と決別し、フランス語の創成とラテン語の復活が行われた“初期中世”から“盛期中世”の教会文化と大学の誕生を経て、“中世の秋”のルネサンスの序曲にいたる人間の知の発展を辿る。

目次

第1部 フランク王のもとでの文化の伝承と刷新(五‐十世紀)(フランク人の文化意識の神話と現実
フランス語の創成
晩期古代の文化(五‐七世紀)
“カロリング・ルネサンス”と文化)
第2部 創造の時代(十一‐十三世紀)(知と社会
教会文化
宮廷風文化)
第3部 中世文化の美しい秋(十四、十五世紀)(教育環境のダイナミズムと障碍
国家の進展と文化
社会文化的収斂と亀裂
ルネサンスへの序曲)

著者紹介

ソ,ミシェル (ソ,ミシェル)   Sot,Michel
1942年生まれ。初期中世フランス史を専門とする。パリ第4大学名誉教授
ブデ,ジャン=パトリス (ブデ,ジャンパトリス)   Boudet,Jean‐Patrice
中世の占星術・魔術の研究が専門。オルレアン大学中世史教授
ゲロ=ジャラベール,アニータ (ゲロジャラベール,アニータ)   Guerreau‐Jalabert,Anita
1950年生まれ。中世における親族関係の研究を専門とする。国立科学研究所(CNRS)研究部長
桐村 泰次 (キリムラ ヤスジ)  
1938年、京都府福知山市生まれ。1960年、東京大学文学部卒(社会学科)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)