書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 地域振興、まちづくりのために、住民同士が交流できる“居場所”としての「コミュニティスペース」を設ける事例が増えている。だが、せっかくの「場」を活性化し、有機的に活用するのは簡単ではない。その点、千葉県流山市に2018年に誕生した「machimin」は、「人」を重視した運営で成功しているようだ。本書では、流鉄流山線の流山駅舎にある旧タクシー車庫を改装して作られたコミュニティスペースであるmachiminを運営する著者が、開設までの経緯、同スペースの目的および意義・考え方、実際の活動内容などについて語っている。machiminは、単なる居場所ではなく、地域住民が自らの“好き”や“得意”をもとに多様なイベントなどに主体的に関わることを自らの学びや成長、発見に結びつける、「人材育成」の場だという。その発想は、著者が自らを「株式会社流山市の人事部長」であると仮定し、まちの課題を解決する人材育成・人材配置を“妄想”することから生まれた。著者は、machiminの運営会社である(株)WaCreation代表取締役社長。(株)リクルートで、営業・人事・企画を経験し、2018年1月から現職。 |
商品内容
要旨 |
市長が経営者、市民が従業員で、わたしがまちの人事部長だったら。どんな人材育成・配置をすればまちの課題は解決していくのだろうか…?―彼女の妄想が、行政を、学校を、企業を、そして、あなたを動かしていく。流山市長、井崎義治さんとの対談も掲載。 |
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目次 |
1 流山市に移住。machiminをはじめるまで(ドラッカーと部活動 人材育成にハマる |