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学校で命を落とすということ 子どもたちが安心して過ごせる学校となるために

出版社名 あっぷる出版社
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-87177-361-4
4-87177-361-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 221P 19cm

商品内容

要旨

あなたは「指導死」を知っていますか?学校事故・事件の遺族が前を向いて生きていくために。残された家族と、出会った人たちの18年の記録。

目次

第1章 学校の中で失われた命(事件発生
事件後の学校の対応 ほか)
第2章 教師の「指導」をきっかけとした子どもの自殺(たくさんの子どもの犠牲
遺族との出会い ほか)
第3章 残された者が前を向いて生きるため(雄大について
雄大の友だち ほか)
第4章 みんなで作っていく学校の安心(学校に相談をしたいとき
子どもの権利条例と救済機関 ほか)

出版社・メーカーコメント

当たり前のように学校に出かけていった息子。まさか二度と帰らないとは思ってもみなかった。あの日、学校の中でなにが行われたのか。息子はなぜ、自殺しなければならなかったのか。事実を知りたい。その思いだけで遺族は動いた。友人たちはなにを証言してくれたのか。教師はどのように対応してきたのか。学校、教育委員会はなぜ事実を隠そうとするのか。裁判の難しさ。マスコミとの付きあい。支援者との出会い。その日起きたことから現在までの活動を、ありのままに綴る。学校は変わらなければならない。不適切な指導による犠牲者をこれ以上出さないために。そして、私たち社会に生きるものの意識を変えていくために。

著者紹介

安達 和美 (アダチ カズミ)  
長崎市生まれ。2004年、学校内での指導中の自殺により、当時中学2年生だった次男を亡くす。以来、学校での指導のあり方を考え直すための活動を行っている。「指導死」親の会共同代表、「学校事故・事件を語る会九州」呼びかけ人、NPO法人「子どもの権利オンブズパーソン長崎」理事、一般社団法人「カナリアハート」理事。社会福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)