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新古今時代の和歌表現

出版社名 花鳥社
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-909832-84-9
4-909832-84-X
税込価格 8,800円
頁数・縦 324P 22cm

商品内容

要旨

和歌史における「新古今」とは何であったか。藤原良経を足がかりに、新古今から京極派に至るまでの和歌の特質を「叙景」意識を軸に検討し、表現史の面から和歌史の書きかえをはかる。

目次

「新古今」という時代
第1篇 藤原良経―新古今前夜(藤原良経の歌壇活動
「風」の歌
「心の空」の歌)
第2篇 叙景―新古今時代の和歌表現(恋歌における叙景
物語摂取と景
「春の曙」考
「むすぼほる」考
「ながむ」考
「身」考)
第3篇 寂蓮・京極派―新古今時代以後(寂蓮の和歌とその享受
寄物題における景の展開
京極派和歌における「向かふ」)
新古今から中世和歌表現史へ

著者紹介

板野 みずえ (イタノ ミズエ)  
1985年岡山県生まれ。現在、群馬県立女子大学文学部国文学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)