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バイヨンの月 カンボジアのゆたかな伝統の再生

出版社名 風鯨社
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-9911568-3-0
4-9911568-3-1
税込価格 2,701円
頁数・縦 223P 21cm

商品内容

要旨

カンボジアのノロドム・シハモニ国王から「この布には、ほんとうにカンボジアの心がこもっている」との称賛を得たクメールシルクが生まれるまでの軌跡。なぜIKTTを始めたのか、そこに至る経緯は、森本さんが考える伝統とは―。こうしたことに思いをはせることのできる、さまざまな言葉が、本書に記されている。

目次

第1部 花―自然の恵みを受け継いで(バイヨンの月
最後のモンスーン林 ほか)
第2部 鳥―布に込められた伝統の技(美しい竹の村
鉄の花 ほか)
第3部 風―よみがえった黄金の繭(プノンペン時代
伝統の掘り起こし ほか)
第4部 月―新たなる出発(シェムリアップの町で
研究所の中心 ほか)
エピローグ 『バイヨンの月』執筆後の森本さんとIKTTの歩み
IKTT設立以前の森本さんについてわたしが知っているいくつかのこと

著者紹介

森本 喜久男 (モリモト キクオ)  
IKTT(Innovation of Khmer Traditional Textiles Organization)創立者。1948‐2017。1996年にカンボジアの現地NGOとしてIKTTを設立(その時点での名称はInstitute for Khmer Traditional Textiles)。以来、カンボジア伝統の絹織物の復興・再生と、伝統的養蚕の再開に取り組む。2000年、IKTTをシェムリアップに移転。2002年、シェムリアップ州アンコールト郡に約5ヘクタールの土地を取得し、翌2003年「伝統の森・再生計画」に着手。第11回ロレックス賞(2004年)、社会貢献支援財団より社会貢献者表彰(2010年)、大同生命地域研究特別賞(2012年)、外務大臣表彰(2014年)、ソロプチミスト日本財団より社会貢献賞(2014年)、第11回読売あをによし賞奨励賞(2017年)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)