商品内容
要旨 |
「文学作品の入る余地はない」はずが、「羅生門」を掲載した教科書が検定を通過、採択率トップとなった高等学校の新科目「現代の国語」。本書は、その成立過程の検証から混乱の原因を明らかにするとともに、過去の類似科目の調査研究を通して、戦後「新教育」以来、教育現場が同様の指導方針を受け入れ難いとしてきた背景を分析、授業実施案を含めた解決策を提示する。長年にわたって高校国語の授業実践と研究に携わってきた著者による、価値ある国語教育の実現を目指すための一冊。 |
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目次 |
第1章 「現代の国語」教科書に小説を載せてはいけないのか(小説を収録した教科書が検定に合格 |