• 本

ほころぶしるし

出版社名 ポプラ社
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-591-18622-0
4-591-18622-9
税込価格 1,870円
頁数・縦 242P 19cm

商品内容

要旨

高校2年生の道田奈央は、バスツアー中に立ち寄ったパーキングエリアで、ねぎまきを頬張る少年に出逢う。彼のどこか哀しげな眼差しに惹かれるも、名前をきくことすらできずに別れてしまった。その数日後、学校帰りの図書館で偶然再会を果たす。少年は磐田陸と名乗った。奈央は陸と会う機会を重ね、順調に距離を縮めていく。しかしある日、幼なじみで親友の千恵里に彼の写真を見せると、驚くべきことを告げられ―。「どれだけ反省したって、過去は一生とれない」圧倒的な痛みと共感の青春小説。

出版社・メーカーコメント

高校2年生の道田奈央は、両親に連れられて行ったバスツアー中、休憩のため立ち寄ったパーキングエリアで、ねぎまきを頬張る少年に出逢う。そのどこか哀しげな眼差しに惹かれたが、名前をきくことすらできずに別れてしまった。数日後、地元の図書館で少年と偶然再会を果たす。少年は磐田陸と名乗った。奈央と陸は会う機会を重ね、順調に距離を縮めていく。しかしある日、幼なじみで親友の千恵里に彼の写真を見せると、驚くべき事実を告げられる--。瑞々しい恋愛小説から一転、3人を結び付けていたものが明かされる時、きっとあなたも自分の過去を振り返る。「どれだけ反省したって、過去は一生とれない」罪と傷に向き合う高校生たちの、過ちの先を描く青春小説。■著者プロフィール川上佐都(かわかみ・さと)1993年生まれ。神奈川県鎌倉市出身。『街に躍ねる』で第11回ポプラ社小説新人賞特別賞を受賞しデビュー。その他の著書に『今日のかたすみ』がある。