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自分の弱さを知る 宇宙で見えたこと、地上で見えたこと

光文社新書 1356

出版社名 光文社
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-334-10620-1
4-334-10620-X
税込価格 1,034円
頁数・縦 216P 18cm

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商品内容

要旨

三度の宇宙飛行を経験した宇宙飛行士と『WBS(ワールドビジネスサテライト)』の元キャスターが語り合う。悩み、葛藤、挫折といかに向き合うか。「心が折れる時代」を生きるヒント。

目次

第1章 今だから話せる燃え尽きの真実(初めて出会ってからの15年間は激動の時代
不完全燃焼の毎日に心が折れそうになった時期 ほか)
第2章 今を生きる自分たちに成長神話は必要か(誰の心も簡単に折れてしまう時代
成長は手段であって人生の目的ではない ほか)
第3章 半径5メートルの景色が心の風向きを変える(何に絶望して燃え尽き状態に陥ったのか
燃え尽きの状態からどう立ち直って宇宙へ向かったのか ほか)
第4章 安全な空間から外の世界へ飛び出す時(なぜ組織から離れる決断をしたのか
社会課題に向き合うことが自己実現につながる ほか)
第5章 宇宙から帰って地上でどう咲くのか(あの時JAXAを飛び出して本当によかったのか
宇宙の未来にいかに関わっていくのか ほか)

出版社・メーカーコメント

2009年、アメリカのNASAで行われた対談をきっかけに交流がスタートした野口さんと大江さん。野口さんは三度の宇宙飛行体験をもつ。大江さんは『WBS(ワールドビジネスサテライト)』のメインキャスターとして活躍してきた。だが、順風満帆に見える2人にも、悩み・葛藤・挫折があった……。宇宙飛行士として、キャスターとして何を感じ、どう生きてきたのか。ストレス、人間関係から宇宙体験、そして組織のあり方までを語り合う。

著者紹介

野口 聡一 (ノグチ ソウイチ)  
1965年生まれ。東京大学大学院修了。石川島播磨重工業(現IHI)に入社後、’96年からNASDA(現JAXA)の宇宙飛行士候補者に選定される。3回の宇宙飛行に成功し、16年間で船外活動4回。世界で初めて3通りの方法(滑走着陸、地面着陸、水面着水)で帰還したとして、ギネス記録に認定された。2021年の「宇宙からのショパン生演奏」動画などで’22年にYouTubeクリエイターアワードを受賞。’22年6月、JAXA退職。現在は、国際社会経済研究所理事兼CTO(最高技術責任者)、立命館大学学長特別補佐、世界経済フォーラム主任フェローなどを務め、講演活動や研究活動を精力的に行う
大江 麻理子 (オオエ マリコ)  
福岡県出身。2001年、テレビ東京にアナウンサーとして入社。1年目から経済ニュース『WBS(ワールドビジネスサテライト)』を担当したほか、幅広い番組に出演。また、宇宙好きが高じて『宇宙ニュース』を立ち上げる。’13年、ニューヨーク支局に赴任。経済やマーケットの情報を現地から伝える。’14年に帰国し、報道局へ異動。同年春から11年間、『WBS』のメインキャスターを務める。2025年6月にテレビ東京を退社すると発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)