ミル『自由論』の歩き方 哲学古典授業
光文社新書 1339
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2024年12月 |
ISBNコード |
978-4-334-10508-2
(4-334-10508-4) |
税込価格 | 968円 |
頁数・縦 | 249P 18cm |
商品内容
要旨 |
自由主義の古典『自由論』は、百五十年以上も前に出版された本でありながら、現代人に有用な生きるヒントが詰まっている。言論の自由や行動の自由などの「個人の自由」が、個人のみならず社会全体にとって大切な理由。“普通”をありがたがり変人や愚行を許さない社会への批判。これらの議論は現代社会を予測していたかのようである。本書では京都大学の倫理学入門講義をベースに、とっつきにくい哲学古典をやさしく解説。ミル自身の人間的体験―父からの英才教育の影響による精神的危機や紆余曲折の末に結婚した妻への傾慕―も解説しながら「自由とは何か」を考える。 |
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目次 |
第一講 J・S・ミルの生涯(一八五九年に出た重要な本 |