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青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

角川文庫 み28−59

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-04-116123-4
4-04-116123-1
税込価格 1,100円
頁数・縦 471P 15cm

商品内容

要旨

洒落た一品をそろえる袋物屋〈三島屋〉の次男坊・富次郎は、いっぷう変わった百物語の聞き手を務めている。「黒白の間」で語られた怪談は、けっして外には漏らされない―。初代聞き手のおちかのお産が迫り、てんやわんやの三島屋を、土の匂いをまとった女が訪れた。「うりんぼ様」と呼ばれる不動明王像を連れ込んで語られたのは、行くあてのない女たちの話だった。短編「面影鬼」を特別収録した、宮部みゆき流の人情怪談!

出版社・メーカーコメント

江戸は神田の袋物問屋〈三島屋〉では、一風変わった百物語が続けられている。まもなく母になる初代の聞き手・おちかの安産を願い、不動明王像がもたらされたが……。宮部みゆきの大ヒットシリーズ!

著者紹介

宮部 みゆき (ミヤベ ミユキ)  
1960年東京生まれ。東京都立墨田川高校卒業。法律事務所等に勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞長編部門、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年『火車』で山本周五郎賞、97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞、99年『理由』で直木賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。02年司馬遼太郎賞と芸術選奨文部科学大臣賞文学部門、07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞、08年英語版『BRAVE STORY』でBatchelder Award、22年菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)