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実存主義者のカフェにて 自由と存在とアプリコットカクテルを

出版社名 紀伊國屋書店
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-314-01204-1
4-314-01204-8
税込価格 4,180円
頁数・縦 585P 20cm

商品内容

要旨

1933年、パリ・モンパルナスのカフェから生まれた新しい思想は、やがて第二次大戦後の学生運動、公民権運動へとつながっていく。サルトル、ハイデッガー、ボーヴォワール、フッサール、メルロ=ポンティ…哲学と伝記を織り交ぜたストーリー・テリングで世界を魅了したノンフィクション。

目次

第1章 ねえあなた、実存主義ってなんておぞましいのかしら!
第2章 事象そのものへ
第3章 メスキルヒの魔法使い
第4章 世人、良心の呼び声
第5章 ニワザクラを噛み砕く
第6章 自分の原稿を食べるなんてまっぴらだ
第7章 占領と解放
第8章 荒廃
第9章 人生の研究
第10章 ダンスをする哲学者
第11章 かくも深き対立
第12章 もっとも恵まれない者の目で
第13章 あのすばらしき現象学
第14章 いわく言いがたい輝き

著者紹介

ベイクウェル,サラ (ベイクウェル,サラ)   Bakewell,Sarah
英国生まれ。幼少期の大半をシドニーで送った後ヨーロッパに戻り、家族とバックパックで太平洋の島々や東南アジアを旅する。英国エセックス大学で哲学を学んだ後、ティーバッグ工場や書店で働く。キングストン大学大学院で人工知能(AI)を学び、図書館の初期刊本の目録作成者や学芸員として働きながら作家になった。オックスフォード大学ケロッグ・カレッジなどで文芸創作を教えた時期もある。ロンドン在住。2010年に刊行したHow to Live:or a life of Montaigneは、アメリカで全米批評家協会賞(伝記部門)、英国でダフ・クーパー賞を受賞した
向井 和美 (ムカイ カズミ)  
翻訳家。早稲田大学第一文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)