• 本

佳代のキッチン

祥伝社文庫 は8−5

出版社名 祥伝社
出版年月 2013年7月
ISBNコード 978-4-396-33859-6
4-396-33859-7
税込価格 713円
頁数・縦 363P 16cm

消えた両親を捜しながら、キッチンワゴンでなんでも調理します

  • ほっこり
  • グルメ
  •  家族

15年前に失踪した両親を捜すため、移動料理屋を始めた佳代が、キッチンワゴンで両親ゆかりの地を巡るうちに様々な注文や事件が舞い込み、両親の秘密に迫るお話。お客さんが持ち込んだ素材をその土地の水を使って、いかようにも調理するというキッチンワゴンのコンセプトがユニークです。突然失踪した両親に不信感を持ちつつも、旅を続けるうちに両親への手がかりを見つけたり、その土地で出会う人たちに支えられ、両親への気持ちも変化していきます。佳代の旅を通して、家族のあたたかさやありがたみを強く感じる物語です。

商品内容

要旨

十五年前に失踪した両親を捜すため、持ち込まれた食材で料理を作る「移動調理屋」を始めた佳代。キッチンワゴンで両親ゆかりの地を巡るうち、一風変わった注文やちょっとした事件も舞い込むように。「ふわたま」「鮨天」「魚介めし」―もつれた謎と、人々の心を解くヒントは料理の中に?そして、徐々に明らかになる両親の秘密を追い、佳代が辿り着いた場所とは?

出版社・メーカーコメント

「ふわたま」「すし天」「魚介めし」── 一味違う特製メニュー もつれた心もじんわりほぐれる幸せの一皿 両親を捜して、キッチンワゴンが東へ西へ! 15年前に失踪した両親を捜すため、持ち込まれた食材で料理を作る「移動調理屋」を始めた佳代(かよ)。キッチンワゴンで両親ゆかりの地を巡(めぐ)るうち、一風変わった注文やちょっとした事件も舞い込むように。「ふわたま」「鮨天(すしてん)」「魚介めし」──もつれた謎と、人々の心を解(ほど)くヒントは料理の中に? そして、徐々に明らかになる両親の秘密を追い、佳代が辿り着いた場所とは?

著者紹介

原 宏一 (ハラ コウイチ)  
1954年生まれ。早稲田大学卒業後、コピーライターを経て『かつどん協議会』で作家デビュー。『床下仙人』(祥伝社文庫)は2007年啓文堂書店おすすめ文庫大賞に選ばれ、ベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)