• 本

最後のトリック

河出文庫 ふ10−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2014年10月
ISBNコード 978-4-309-41318-1
4-309-41318-8
税込価格 803円
頁数・縦 362P 15cm

読むだけで殺人犯に!?驚愕のトリックとは

  • ミステリー
  • 手紙
  • まさかの結末

スランプ中の作家のもとに一通の手紙が届く。差出人は「読者全員が犯人になる」というトリックのアイディアを2億円で買ってほしいという―。読み進めると中盤で一度驚き、終盤でさらに驚く展開に。2014年の発売から驚きのトリックが話題を呼んだロングセラー小説。全国高校生ビブリオバトルで優勝した静岡の高校2年生・遠藤駿介さんが決勝戦で紹介したことでさらに注目を集めています!「殺人犯にならないぞ!と思って読んだのに、なってしまって愕然とした」と語る遠藤さん。そんなはずはない!と思う方は、ぜひ一度読んでみてください。

商品内容

要旨

「読者が犯人」というミステリー界最後の不可能トリックのアイディアを、二億円で買ってほしい―スランプ中の作家のもとに、香坂誠一なる人物から届いた謎の手紙。不信感を拭えない作家に男は、これは「命と引き換えにしても惜しくない」ほどのものなのだと切々と訴えるのだが…ラストに驚愕必至!

著者紹介

深水 黎一郎 (フカミ レイイチロウ)  
1963年、山形県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程修了。ブルゴーニュ大学修士号、パリ大学DEA。2007年、『ウルチモ・トルッコ』で第36回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年、「人間の尊厳と八〇〇メートル」で第64回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)