エスカルゴ兄弟
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2016年8月 |
ISBNコード |
978-4-04-103252-7
(4-04-103252-0) |
税込価格 | 1,815円 |
頁数・縦 | 317P 19cm |
頭ぐるぐる。そして、お腹はグウグウ。日本一お腹が空く、青春コメディ!
頼りなさげなのに、なんでもできちゃう主人公の尚登。その彼が、周囲に振り回されながらも見事に料理を仕上げる姿は、共感しつつも、思わず憧れてしまいます。舞台は、東京吉祥寺。そして三重県でエスカルゴ料理の修業中に、伊勢うどんとの禁断の出会いが!そこには、心ときめく看板娘がいて、物語は意外な展開に。本書は、日本ではほとんど食べられない本物のエスカルゴをモチーフにした、未体験料理小説。読むとお腹はグウグウ鳴り出し、まだ見ぬエスカルゴ料理を食べてみたくなります!一気読み必至の快作です。 |
商品内容
要旨 |
出版社勤務の柳楽尚登(27)は、社命で足を運んだ吉祥寺の家族経営の立ち飲み屋が、自分の新しい職場だと知り愕然とする。しかも長男で“ぐるぐる”モチーフを偏愛する写真家・雨野秋彦(28)は、店の無謀なリニューアルを推し進めていた。彼の妹・梓の「上手く行くわけないじゃん」という嘲笑、看板娘・剛さんの「来ないで」という請願、そして三重の養殖場で味わう“本物のエスカルゴ”に、青年の律儀な思考は螺旋形を描く。心の支えは伊勢で出逢ったうどん屋の娘・桜だが、尚登の実家は宿敵、讃岐のうどん屋で―。 |
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おすすめコメント
編集者の尚登は突如クビを言い渡され、何故か料理人として次の職場を斡旋されることに。そこで待っていたのは若手写真家の秋彦。うずまきを偏愛する彼と前代未聞のエスカルゴ料理店を立ち上げることになるが……!?