負けるな、届け!
双葉文庫 こ−30−01
出版社名 | 双葉社 |
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出版年月 | 2019年3月 |
ISBNコード |
978-4-575-52189-4
(4-575-52189-2) |
税込価格 | 825円 |
頁数・縦 | 297P 15cm |
たくさんの人に届いて欲しい!元気が出る応援小説
人生がけっぷちの主人公が友人に誘われて参加した、東京マラソンの応援。走る側でなく、応援する側。 その体験が自分自身を、人生を動かしていきます。走ることが題材ではありますが、テーマは「応援」。 つらいとき、くるしいときに、誰かの応援が力になる。そして応援することが、自分も元気にしてくれる。 「がんばれ!」って、難しい言葉でもあります。重荷になるんじゃないかと言いにくいときもあるし、 言われて「もう頑張ってるんだよー!」と破裂しちゃいそうになることもある。 でも、やっぱり、シンプルに、力になれることを願って伝える「がんばれ」は声に出したい言葉です。 「頑張れ」の力が詰まった読むと元気が出る応援小説、おすすめです! |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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オリンピックで誰かを応援したくなる一冊です。
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おすすめ度
- 卓示書店 河口湖BELL店 (山梨県南都留郡富士河口湖町)
ずっとがんばって働いてきたOL。リストラやパワハラなどのもやもやを、初めてのフルマラソンで受けた誰かからの応援が吹き飛ばしてくれた。私も子供たちの高校ボート部のレースで、バカみたいに大声を張り上げて応援した経験があるので、とても感情移入しながら読めた。誰かを応援して、その人たちが頑張る姿は自分自身の応援になって帰ってくるのだ!オリンピックで誰かを応援したくなる一冊です。
(2019年4月2日)
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おすすめ度
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商品内容
要旨 |
二十五年勤続にもかかわらず理不尽な理由でリストラされた小野寺かすみ。仕事が好きで頑張ってきたプライドはずたずたに。そんな折、友人から誘われた東京マラソンの応援で心を動かされ、勢いでランニングシューズを買ったが…。たったひとりでも応援してくれる人がいれば頑張れる。エールを贈ることで自分を奮い立たせられる。かすみはマラソンを通して大切なことに気づき、新たな人生の第一歩を踏み出す。読めば元気がもらえる“応援小説”誕生! |
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おすすめコメント
「社長があなたを嫌っているから」と、25年勤続にもかかわらずいきなりリストラされたかすみ。プライドはずたずた、崖っぷちに立たされたかすみが這い上がるきっかけは、東京マラソンの沿道で縁もゆかりもないランナーたちを応援する友人の姿だった――。独身アラフィフ、無口な夫との生活に飽き飽きしている専業主婦、社内で「客寄せパンダ」的にしか振る舞えない中堅女性社員。それぞれが「人を応援すること」を通し人生を見つめ直していく連作短篇集。読めば元気が出る、疲れた心に贈る栄養剤小説!