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ぐりとぐら

ぐりとぐらの絵本

出版社名 福音館書店
出版年月 2007年4月
ISBNコード 978-4-8340-0082-5
4-8340-0082-6
税込価格 1,100円
頁数・縦 27P 20×27cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • “あの”・・おいしいがうれしい♪

    のねずみのぐりとぐら。よく・・「“あの”絵本の・・ぐりとぐら」って、聞きませんか?私もなんで、そんなに・・“あの”がつく絵本なんだろうって、思ってたんです。ところが、この絵本。子ども達の前で読むと、保育園小学生、男の子、女の子、みーんなが大好きで、また読んで・・となるんです。中学生の前でも、読みます。そしたら、大抵の子は小さい時に出会った絵本だから、とっても懐かしいって!あぁ・・そうだよね、こんな感じで絵本を聞く楽しみをもってたんだよねって・・思い出すんですって。最後に、でてくるケーキ。あのおいしそうなこと!誰もが、この絵本を読んだあとに、ホットケーキを焼きたくなるんです。でも、あの・・味は、違うっていうんです。おいしいのが、うれしい。こんな幸せな気分にひたる絵本。だから、“あの”がつくんでしょうね。

    (2003年3月27日)

出版社・メーカーコメント

お料理することと食べることが何より好きな野ねずみのぐりとぐらは、森で大きな卵を見つけました。目玉焼きにしようか卵焼きにしようか考えたすえ、カステラを作ることにしました。でも、卵があまり大きくて運べません。そこでフライパンをもってきて、その場で料理することにしました。カステラを焼くにおいにつられて、森じゅうの動物たちも集まってきます……。みんなの人気者ぐりとぐらは、この絵本から生まれました。

著者紹介

なかがわ りえこ (ナカガワ リエコ)  
札幌に生まれた。東京都立高等保母学院を卒業後、保母として働くかたわら、児童文学グループ《いたどり》の同人として創作活動を続けた。現在は著作に専念している。1962年出版した童話「いやいやえん」(福音館書店刊)は、厚生大臣賞、NHK児童文学奨励賞、サンケイ児童出版文化賞、野間児童文芸賞推奨作品賞を受賞した。東京在住。
おおむら ゆりこ (オオムラ ユリコ)  
東京に生まれた。上智大学卒業。童話「いやいやえん」「かえるのエルタ」「らいおんみどりの日ようび」のさし絵、絵本「ぐりとぐらのおきゃくさま」「そらいろのたね」など、実姉中川李枝子さんとのコンビの仕事が多数ある。楽しいさし絵は、日本の子どもばかりでなく外国でも高く評価され、「そらいろのたね」や、この「ぐりとぐら」はイギリスからも出版されている。東京在住。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)