十二世紀のアニメーション 国宝絵巻物に見る映画的・アニメ的なるもの
出版社名 | 徳間書店/スタジオジブリ・カンパニー |
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出版年月 | 1999年3月 |
ISBNコード |
978-4-19-860971-9
(4-19-860971-3) |
税込価格 | 3,960円 |
頁数・縦 | 151P 22×31cm |
商品内容
要旨 |
いまや世界中でもてはやされる日本のアニメ。その隆盛のわけは?「火垂るの墓」「平成狸合戦ぽんぽこ」の高畑勲監督は、平安時代の絵巻物に最大のルーツを求める。アニメーション監督の眼が明かす「信貴山縁起絵巻」「伴大納言絵詞」などの驚くべき“動きの魔術”の実態。 |
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目次 |
日本人はアリスの同類だった |
おすすめコメント
高畑勲といえば、宮崎駿とともに日本のアニメーションをマニア的、幼児的なものからパブリックな表現手段として認めさせた人物。 その高畑勲が12世紀の国宝絵巻を題材に物語の展開、構図の取り方、表現などにメスを入れ、日本のアニメ映画との類似点を考察した本。あの「鳥獣戯画」も載っている。