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バブルの歴史 チューリップ恐慌からインターネット投機へ

出版社名 日経BP社
出版年月 2000年4月
ISBNコード 978-4-8222-4181-0
4-8222-4181-5
税込価格 2,640円
頁数・縦 581P 20cm

商品内容

要旨

またバブル、かもしれない。17世紀オランダから20世紀の日本、アメリカまで金融投機の世界史を描いた全米話題のベストセラー。

目次

プロローグ 遅れた者は悪魔の餌食
第1章 このバブルの世界―金融投機の起源
第2章 エクスチェンジ通りの株式取引―1690年代の起業熱
第3章 忘れてはならず、許してはならない南海の愚挙
第4章 愚か者の黄金―1820年代の新興市場
第5章 迅速な通信の手段―1845年の鉄道狂
第6章 「誤魔化され、魔法をかけられ、悪魔に取りつかれ」―金メッキ時代の投機
第7章 新時代の終わり―1929年の大暴落とその影響
第8章 カウボーイ資本主義―ブレトン・ウッズからマイケル・ミルケンまで
第9章 神風資本主義―1980年代日本のバブル経済
エピローグ 経済学者の暴走

おすすめコメント

90年代後半、株式市場がバブルとみた分析手段としての計量モデル開発を試みたアラン・グリーンスパンFRB議長は”バブルの最中にバブルと判断する合理的分析方法はない”という一つの仮説を証明する。2000年、彼は景気拡大の影で増加する金融機関の破綻を見て、日本のバブル経済崩壊の轍を踏まないように警告。それにも関わらず、アメリカはサブプライムローン問題に揺れ、中国株式市場は内外の市場混乱の影響は既に他人事ではなく日本にまで波及する現代。バブルを知る賢人になれる一冊です。