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最終戦争論

中公文庫 BIBLIO20世紀

出版社名 中央公論新社
出版年月 2001年9月
ISBNコード 978-4-12-203898-1
4-12-203898-7
税込価格 607円
頁数・縦 124P 16cm

商品内容

要旨

まもなく国家殱滅型の最終戦争が起こり、その後に絶対平和が到来する。太平洋戦争前夜、戦史研究と日蓮信仰から生まれたこの特異な予見は、満州事変を主導し日本の運命を変えた。陸軍の異端児は何を語ろうとしたのか。

目次

第1部 最終戦争論(戦争史の大観
最終戦争
世界の統一
昭和維新 ほか)
第2部 「最終戦争論」に関する質疑回答

著者紹介

石原 莞爾 (イシハラ カンジ)  
1889‐1949。山形県生まれ。陸軍大学卒業。陸大教官などを経て関東軍参謀。欧州戦史研究と日蓮信仰から、日本を世界の盟主にとの使命感を得、世界最終戦争論を樹立。その第一段階として、満州事変を主導した。参謀本部作戦課長時代、満州国と一体となった総力戦体制ができていないと日中戦争不拡大を主張。東条英機と衝突し、第16師団長を罷免され予備役となる。その後東亜連盟を指導。敗戦後は全面的武力放棄を唱え、故郷で開拓生活を送った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)