• 本

アメリカ史のアイロニー

出版社名 聖学院大学出版会
出版年月 2002年6月
ISBNコード 978-4-915832-44-4
4-915832-44-9
税込価格 4,180円
頁数・縦 306,4P 20cm

商品内容

要旨

本書の大部分は二つの連続講演から成り立っている。ひとつは一九四九年五月にミズーリ州フルトンにあるウェストミンスター大学でジョン・フィンドリー・グリーン基金の援助のもとに行われた連続講演であり、もうひとつは一九五一年一月に、ノースウェスタン大学で、その年のシェイファー基金講演として行ったものである。この二つの連続講演では、ともにキリスト教信仰の立場から、昨今の世界状況におけるアメリカの立場について論じている。

目次

第1章 アメリカの状況におけるアイロニーの要素
第2章 イノセントな世界におけるイノセントな国
第3章 幸福、繁栄、そして徳
第4章 運命の支配者
第5章 ドクマに対する経験の勝利
第6章 国際的な階級闘争
第7章 アメリカの将来
第8章 アイロニーの意義
付録 ラインホールド・ニーバー「ユーモアと信仰」

著者紹介

大木 英夫 (オオキ ヒデオ)  
1928年生まれ。1956年東京神学大学大学院卒。1960年ユニオン神学大学院(ニューヨーク)ドクターコース卒。Th.D.(神学博士)。組織神学・社会倫理学専攻。元東京神学大学学長。現在、学校法人聖学院理事長。聖学院大学総合研究所長
深井 智朗 (フカイ トモアキ)  
1964年生まれ。アウグスブルグ大学哲学・社会学部博士課程修了。哲学博士(アウグスブルク大学)。現在、聖学院大学総合研究所助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)