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講談社文芸文庫 いI2
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2010年5月 |
ISBNコード |
978-4-06-290086-7
(4-06-290086-6) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 245P 16cm |
商品内容
要旨 |
若くして亡くなった在日韓国人女性作家。日本で生まれ育ち、韓国人の血にわだかまりつつも日本人化している自分へのいらだちとコンプレックス。母国に留学し直面した、その国の理想と現実への想い。芥川賞作家の女の「生理」の時間の過程を熱く語る長篇と、「私にとっての母国と日本」という1990年にソウルで、元原稿は直接韓国語で書かれた講演を収録。 |
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出版社・メーカーコメント
若い在日韓国人女性の内面の葛藤を描く長篇若くして亡くなった女性作家は、日本では韓国人の血にわだかまり、韓国では日本人化した感性に悩んだ。女の生理の時間の過程を、熱く描き出した芥川賞作家の力作