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なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日

新潮文庫 か−41−2

出版社名 新潮社
出版年月 2010年9月
ISBNコード 978-4-10-123142-6
4-10-123142-7
税込価格 693円
頁数・縦 348P 16cm

商品内容

要旨

1999年、山口県光市で、23歳の主婦と生後11カ月の乳児が惨殺された。犯人は少年法に守られた18歳。一人残された夫である本村洋は、妻子の名誉のため、正義のため、絶望の淵から立ち上がって司法の壁に挑む。そして、彼の周囲には、孤高の闘いを支える人々がいた。その果てに彼が手にしたものとは何だったのか。9年に及ぶ綿密な取材が明らかにする一人の青年の苦闘の軌跡。

目次

驚愕の光景
死に化粧
難病と授かった命
逮捕された少年
渡された一冊の本
破り捨てられた辞表
生きるための闘い
正義を捨てた裁判官
凄まじい検事の執念
明るみに出たFの本音
「死刑」との格闘
敗北からの道
現われた新しい敵
熾烈な攻防
弁護団の致命的ミス
辿り着いた法廷

著者紹介

門田 隆将 (カドタ リュウショウ)  
1958(昭和33)年高知県生れ。中央大学法学部卒。雑誌メディアを中心に、政治、経済、司法、事件、歴史、スポーツなどの幅広いジャンルで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)