ショック・ドクトリン 惨事便乗型資本主義の正体を暴く 下
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2011年9月 |
ISBNコード |
978-4-00-023494-8
(4-00-023494-3) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | P357〜686 66P 20cm |
シリーズ名 | ショック・ドクトリン |
商品内容
要旨 |
ショック・ドクトリンは、一九七〇年代チリの軍事クーデター後の独裁政権のもとで押し付けられた「改革」をモデルとし、その後、ポーランド、ソ連崩壊後のロシア、アパルトヘイト政策廃止後の南アフリカ、さらには最近のイラク戦争や、アジアの津波災害、ハリケーン・カトリーナなど、暴力的な衝撃で世の中を変えた事件とその後の「復興」や、(IMFや世界銀行が介入する)「構造調整」という名の暴力的改変に共通している。二〇〇四年のイラク取材を契機に、四年をかけた努力が結実した本書は、発売後すぐ、絶賛する反響が世界的に広がり、ベストセラーとなった。日本は、大震災後の「復興」という名の「日本版ショック・ドクトリン」に見舞われてはいないだろうか。3・11以後の日本を考えるためにも必読の書である。 |
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目次 |
第4部 ロスト・イン・トランジション―移行期の混乱に乗じて(資本主義への猛進―ロシア問題と粗暴なる市場の幕開け |