• 本

美術の物語 ポケット版

出版社名 ファイドン
出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-86441-006-9
4-86441-006-2
税込価格 2,310円
頁数・縦 1046P 19cm
シリーズ名 美術の物語

商品内容

要旨

原始の洞窟壁画から現代の実験的な芸術にいたる、美術の全体を論じた入門書。率直で単純な文体と、物語をくっきりと浮かび上がらせる話術で「絶えず変化しながら連綿とつづく伝統のなかで、ひとつひとつの作品が過去を語り、未来を指さす」ような美術史、「伝統という生きた鎖が、ピラミッド時代の美術から現代美術にまで延々とつらなる」物語としての美術史を目に見えるように描きだしている。

目次

不思議な始まり―先史、未開の人びと、そしてアメリカ大陸の旧文明
永遠を求めて―エジプト、メソポタミア、クレタ
大いなる目覚め―ギリシャ前7世紀‐前5世紀
美の王国―ギリシャとその広がり前4世紀‐後1世紀
世界の征服者たち―ローマ人、仏教徒、ユダヤ教徒、キリスト教徒1世紀‐4世紀
歴史の分かれ道―ローマとビザンティン5世紀‐13世紀
東方を見てみると―イスラム、中国2世紀‐13世紀
るつぼの中の西欧美術―ヨーロッパ6世紀‐11世紀
戦う教会―12世紀
栄光の教会―13世紀〔ほか〕

著者紹介

ゴンブリッチ,エルンスト・H. (ゴンブリッチ,エルンストH.)   Gombrich,E.H.
メリット勲位、3等勲位、英国学士院会員。1909年にウィーンに生まれた。1936年にロンドンのウォーバーク研究所所員となり、1959年から1976年まで同研究所所長兼ロンドン大学古典学科教授を務めた。1972年にナイト爵に叙せられ、1988年にメリット勲位を与えられた。ゲーテ賞(1994年)、ウィーン市のゴールド・メダル賞(1994年)など、世界各地で多くの賞を得た。10冊におよぶ論文や展覧会評などの著作集があり、2001年、長く待たれていた最後の著書を完成した直後にロンドンにて没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)