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秀吉と海賊大名 海から見た戦国終焉

中公新書 2146

出版社名 中央公論新社
出版年月 2012年1月
ISBNコード 978-4-12-102146-5
4-12-102146-0
税込価格 836円
頁数・縦 212P 18cm

商品内容

要旨

信長・秀吉・家康が天下統一をめざした時、鍵となった地域が瀬戸内である。とくに伊予(現在の愛媛県)は中国・四国・九州を結ぶ「かなめ所」(秀吉の朱印状より)であった。瀬戸内海で活躍した村上氏・来島氏ら海賊衆と彼らを束ねた河野氏・毛利氏ら「海賊大名」は、秀吉など東国勢力との衝突を余儀なくされる。信長が始め、秀吉・家康が引き継いだ「革命」は地方の人々をいかに翻弄したか。海から見た戦国終焉の物語。

目次

プロローグ―海賊史研究の新視点
第1章 瀬戸内海賊世界
第2章 秀吉の調略
第3章 海賊大名の消長
第4章 戦国終焉
第5章 海賊たちの就職戦争
エピローグ―海域監視網の構築

著者紹介

藤田 達生 (フジタ タツオ)  
1958年(昭和33年)、愛媛県に生まれる。87年、神戸大学大学院博士課程修了。学術博士。同年、神戸大学大学院助手。93年、三重大学教育学部助教授。2003年、同教授。10年、三重大学歴史都市研究センター長兼任。専攻は日本近世国家成立史の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)