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江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統

星海社新書 52

出版社名 星海社
出版年月 2014年8月
ISBNコード 978-4-06-138555-9
4-06-138555-0
税込価格 902円
頁数・縦 222P 18cm

商品内容

要旨

虚偽を教材に道徳を説けるのか?偽史・偽書の専門家による初の「江戸しぐさ」検証本。

目次

はじめに 「江戸しぐさ」を読み解く三つの視点
第1章 「江戸しぐさ」を概観する
第2章 検証「江戸しぐさ」―パラレルワールドの中の「江戸」
第3章 「江戸しぐさ」の展開―越川禮子と桐山勝
第4章 「江戸しぐさ」の誕生―創始者・芝三光と反骨の生涯
第5章 オカルトとしての「江戸しぐさ」―偽史が教育をむしばむ
第6章 「江戸しぐさ」教育を弾劾する―歴史教育、そして歴史学の敗北
おわりに 「江戸しぐさ」は最後の歴史捏造ではない

著者紹介

原田 実 (ハラダ ミノル)  
歴史研究家。1961年生まれ、広島市出身。龍谷大学卒。八幡書店勤務、昭和薬科大学助手を経て帰郷、執筆活動に入る。元市民の古代研究会代表。と学会会員。ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)会員。日本でも数少ない偽史・偽書の専門家であり、偽書『東日流外三郡誌』事件に際しては、真書派から偽書派に転じ、以降徹底的な追及を行ったことで知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)