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岸信介証言録

中公文庫 は69−1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2014年11月
ISBNコード 978-4-12-206041-8
4-12-206041-9
税込価格 1,320円
頁数・縦 541P 16cm

商品内容

要旨

戦後日本最大の政治ドラマ、安保改定。首相として交渉の先頭に立った岸は、何を考え、どう決断したのか。改定準備から内閣退陣までを岸の肉声で再現する本書は、側近、政敵らの証言をも収録し、戦後政治の一つのクライマックスを重厚で濃密な政治過程として描き出す。オーラル・ヒストリーの先駆的な業績としても知られる、第一級の文献である。

目次

第1章 戦前から戦後へ
第2章 政界復帰、そして保守合同へ
第3章 政権獲得から安保改定へ
第4章 安保改定と政治闘争―新条約調印前
第5章 新安保条約の調印から強行採決へ
第6章 強行採決から退陣へ
第7章 思想、政治、そして政治家
編者補遺 インタビューから二十年、いま…

著者紹介

原 彬久 (ハラ ヨシヒサ)  
1939年(昭和14)、北海道釧路市に生まれる。1963年、早稲田大学第一政経学部政治学科卒業。東京国際大学名誉教授、法学博士(一橋大学)。日本政治学におけるオーラル・ヒストリーの先駆者。専攻は、国際政治学、日本政治外交史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)