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平田篤胤 交響する死者・生者・神々

平凡社新書 819

出版社名 平凡社
出版年月 2016年7月
ISBNコード 978-4-582-85819-8
4-582-85819-8
税込価格 902円
頁数・縦 255P 18cm

商品内容

要旨

現代にも通ずる日本独自の豊かな死生観を探究した、江戸後期を代表する思想家の生涯と思想。かつて国粋主義の元祖とされ、国学において宣長学の俗化と捉えられてきた篤胤の知られざる全貌がいま、明らかになる。

目次

第1章 平田国学の胎動
第2章 西洋の接近と『霊能真柱』
第3章 地城の奇談と平田門人
第4章 世界像と祈り
第5章 生の肯定、死生の捉え直し
第6章 近世後期の知識人たち
第7章 平田国学における倫理
第8章 広がりゆく書物と篤胤の最期

おすすめコメント

新資料から、現代にも通ずる日本独自の豊かな死生観を探求した、江戸後期を代表する思想家としての新たな篤胤像を描き出す意欲作。

著者紹介

吉田 麻子 (ヨシダ アサコ)  
1972年、東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程単位取得退学。博士(文学)。1998年より、それまで未公開だった先祖伝来の気吹舎資料の調査を平田篤胤神道宗家当主より許され、2001年に、当時、国立歴史民俗博物館館長であった宮地正人と出会い、その指導を仰ぎながら共に調査を始める。現在、学習院女子大学・相模女子大学・東海大学などで非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)