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暗い時代の人々

出版社名 亜紀書房
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-7505-1499-4
4-7505-1499-3
税込価格 1,870円
頁数・縦 294P 19cm

商品内容

要旨

大正末から戦争に向かうあの「暗い時代」を、翔けるように生きた9つの生の軌跡を、評伝の名手が描き出す!

目次

第1章 斎藤隆夫―リベラルな保守主義者
第2章 山川菊栄―戦時中、鶉の卵を売って節は売らず
第3章 山本宣治―人生は短く、科学は長い
第4章 竹久夢二―アメリカで恐慌を、ベルリンでナチスの台頭を見た
第5章 九津見房子―戸惑いながら懸命に生きたミス・ソシアリスト
第6章 斎藤雷太郎と立野正一―「土曜日」の人々と京都の喫茶店フランソア
第7章 古在由重―ファシズムの嵐の中を航海した「唯物論研究」
第8章 西村伊作―終生のわがまま者にしてリベルタン

おすすめコメント

ファシズム渦中の戦前の「暗い時代」の中で、自らの信念を曲げずに希望の光を点した人々の半生を描き出した評伝集。

著者紹介

森 まゆみ (モリ マユミ)  
1954年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。作家。出版社勤務ののち、1984年に友人らと東京で地域雑誌「谷中・根津・千駄木」を創刊。2009年の終刊まで編集人を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)